みつちよ丸先生の作品「生者の行進」2巻では一気に展開が加速していき、まどかに憑いた悪しき生き霊を生み出した犯人が判明していきます。また泪の背後にいる弟、トモキの正体…さらにまどかに近づく不穏な影など見所がたくさん!
霊が視える高校1年生の主人公、吉川泪は幼馴染である高岡まどかを救う事ができるのか…戦慄走るホラーサスペンス劇場も2巻で一気にクライマックス編へと突入していきますよ!
ホラー×サスペンスを融合した漫画「生者の行進」は電子書籍ストア「eBookJapan」で取扱い、試し読み可能です!
漫画「生者の行進」2巻ネタバレ
1巻の続きからで省吾が語る泪の弟、トモキの霊…これは泪自身の生き霊だと説明。それを聞いた泪は語りかけても言葉を喋らないトモキだったので自分が犯した罪を忘れないために自身が生み出したと合点のいく認識を示していきます。
そんな中、まどかを守る為、泪が呼び出していた女性刑事の東雲がまどか宅に到着した連絡を受けます。この時、まどかの自宅にはまどかの兄である浩二の友人である水戸則夫が付近をコソコソとしていました。
水戸の行動を怪しんだ東雲は水戸をマーク。泪達と合流してまどかも水戸の事は苦手な人種だと語ったので、東雲は部下の笹塚に連絡して身辺調査をする事に。
除霊後…初めての夜へ…
省吾に唇の悪霊を除霊してもらった当日の夜。念の為、東雲もまどか宅に泊まることへ。泪は実家へ戻り就寝。久しぶりにゆっくりと就寝できると思っていたまどかでしたが、眠りにつくと新たな生き霊がまどかの前に登場。
今度は唇ではなく人の形をした禍々しい生き霊だったのです。
人型の生き霊はまどかに襲いかかっていきますが、異変に気づいた東雲が眠りから目覚めさせて、この日は事なきを得ます。
この後、東雲は状況は泪にメール。それを見た泪でしたが目の前にトモキが登場してどこかへ導いていきます。泪が導かれた先は山奥の道路…そして突き破られたガードレール…。背後からトモキに押されて崖下へ落ちていく泪。
この最中、泪はトモキとの思い出、事故の様子や自分が犯した罪を思い出していきます。
兄の友人がまどかを狙う黒幕…!?
翌朝、東雲は捜査会議の為、まどか宅を後に。泪は昨夜の事で精神的不安定になっていたまどかを介抱していきます。
東雲は警察署に戻り、部下であった笹塚が捜査で得た小栗美弥殺害事件の重要人物が映っている映像を見ていきます。そこには東雲も顔見知りの人物が映っていたのです。
それが水戸則夫…。
水戸が小栗美弥殺害事件の犯人なのか…考えていると水死体があがった緊急連絡を受ける東雲。急いで現場へ急行していきます。
現場の死体に違和感を感じた東雲は今回の殺害は予定にないもの…そして犯行や状況から付近に他の死体もあるのではないかと推測。部下に近辺を調査させると複数の遺体を発見する事になります。
刑事の直感で嫌な予感を感じる東雲。急いでまどか宅へ戻ることへ。
悪しき生き霊との死闘…
まどかの家で介抱している泪。すると帰宅して来ないまどか兄の浩二から連絡を受けます。妹一人を残して帰宅しない浩二に激怒する泪でしたが、浩二は彼女の妹が行方不明になっており、彼女一人で置いておけないので家に帰ることができなかった事を詫ていきます。
ちなみに水死体であがった女性が浩二の彼女の妹である「あつこ」でした。
浩二とやり取りをしている最中、自分の部屋で寝てしまったまどか…泪が部屋に戻ると悪霊がまどかに襲いかかっている状態。何故か霊に触れることができた泪はそのまま悪霊にタックル。まどかを守る為、霊と揉み合いになっていきます。
しかし、悪霊の力は強力で一気に劣勢の展開へ。泪が窮地に陥った時、トモキの霊が登場。悪霊の怒りを鎮め、泪に意味深な言葉「わるいひとにはおしえてあげればいい」と言い残して消え去っていきます。
明かされる連続殺人の黒幕…
まどか宅へ戻ってきた東雲。家の前には水戸則夫がまどかを狙っていました。水戸の鑑定結果で薬物反応も出ていた為、東雲は水戸を現行犯逮捕。
警察署へ輸送中、東雲の前に現れる東雲の姉の霊。水戸の顔を見るなり首を横に振っていきます。これが意味するのは東雲が追っている連続殺人犯が水戸ではないと言うこと。
一方、まどか宅には兄である浩二が帰宅。身支度をして再び彼女の元へ行くと言って出掛けていきます。ただ、出ていく際、泪に意味深な言葉を投げかける事に…。
そして浩二は彼女の元ではなく近所の公園へ。友人である鮫島瞬を呼び出していました。鮫島の発言の矛盾を突いていくと鮫島が本性を現していきます。
連続殺人犯は水戸則夫ではなく鮫島瞬だったのです。そして鮫島は最後にまどかを殺すことを浩二に伝えていきます。妹が殺人犯に狙われている事を知った浩二は鮫島を止めようと襲いかかっていきますが、返り討ち。
まどかを誘い出す為の材料として連れて行かれることに…。
そしてまどか宅では疲れて寝落ちしていた泪とまどか。目が覚めるとインターホンが鳴らされていきます。2巻はここで幕引き…。
漫画「生者の行進」2巻の感想
2巻は一気に核心へ迫っていきラスボスが登場。浩二の友人といった意外な人物がまどかを狙う殺人犯&生き霊を生み出した張本人だと言う事が判明していきます。
しかし、黒幕を知っているのはまどか兄の浩二だけ…。その彼も鮫島に捕らえられてしまいます。
泪は連続殺人犯である鮫島に辿り着くのか…そして幼馴染である高岡まどかを死から救う事ができるのか…次巻でこの物語は完結。是非、興味が出たり、気になった人はチェックしてみてください☆彡
生者の行進
漫画「生者の行進」は以下から試し読み、購入が可能です。