碧海景先生、アビディ井上先生のタッグで描く漫画「肉祓村」3巻。これが完結巻になります。
今回で肉祓村、椿の秘密などが明かされていきます。竜や愛衣は椿を守りながら無事に村から脱出する事が出来るのか…。意外な結末を見せつつ、不穏なラストに戦慄が走ります!
漫画「肉祓村」は電子書籍ストア「まんが王国」で配信中、無料試し読みも可能となっています。
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漫画「肉祓村」2巻ネタバレ!戦慄の集落で抗争に巻き込まれていく!?
碧海景先生、アビディ井上先生のタッグで描かれるサスペンスホラー漫画『肉祓村』第2巻の内容をご紹介。こちらは電子書籍ストア「まんが王国」にて先行配信されています。 2巻では椿と洋の不思議な関係が発覚した ...
肉祓村【3巻ネタバレ】
9話ネタバレ
硝子達と合流した竜と憲伸。
竜は村側に属する医者の夏月について素性を尋ねていく。もともとは憲伸達の仲間であった夏月だが、人体実験を行い患者を殺めていたイカれた人間であった事を聞かされていく。
そして夏月は自ら窮奇側について肉削ぎ執行人になったと明かされる。硝子と夏月について会話していると肉削人の奇襲を受けることになる一向。
憲伸は怪我人である竜と明希を守りながら戦う事は難しいと判断。逃げて体制を立て直す事を優先。しかし、逃げ切ったと思ったが肉削人は居場所が分かっているかのように彼らの跡を追いかけてきていた。
やむを得ず戦う事を決意していく憲伸と硝子。
憲伸と肉削人がもみ合っていると横から明希が加勢。肉削人にナイフを突き刺すと同時に『今だ』と意味深な言葉を発していく。すると肉削人から黒い霧が発生。
憲伸と硝子は黒い霧を吸ってしまい、精神錯乱状態へ。彼らを正気に戻そうと駆け寄る竜であったが罠に引っかかってしまい、身動きが取れない状態へ。
ここで本性を表していく明希。
彼はもともと村側に属しており、冬月グループにはスパイとして潜入していた事が明かされていく。追い詰められていく竜達であったが、明希の言動から兄である洋がまだ生きている事を察知する竜。
悪あがきをして何とか状況を打破しようと藻掻いていく。罠から逃れたものの、怪我もしており、明希が従う肉削人が大量に周りを囲んでいる状況。ちなみに明希は肉削人を寄せ付けない特殊な塩を持っていた。
しかし、雨のせいで塩の効果が弱まってしまい、明希が肉削人に追われる状況へ。憲伸や硝子達も正気に戻って形勢逆転。命乞いをする明希を見捨てて冬月のもとへ
一方、村の反組織グループである冬月達の拠点には巨大な肉削人を従えた夏月が訪れてくる。
10話ネタバレ
夏月が従えていた肉削人は冬月グループの副リーダーであった春月である事が判明していく。夏月が肉削人へ魔改造していたのだ。
春月と共に村と戦っていた過去を思い出していく冬月。
そんな中、レジスタンスの仲間が加勢して肉削人を始末しようとしていく。しかし、圧倒的な強さの春月に為す術無く、殺されていくレジスタンスメンバー。
ここでレジスタンスは肉削人が嫌がる特殊な塩を振りまいて、春月の動きを止めようしていく。だが、春月は夏月の特殊改造によって塩が効かない肉削人になっていた。
再び無残に殺されていくレジスタンスメンバー。冬月も重い一撃を食らってしまい、瀕死状態へ。そんな中、冬月の過去が明かされていく。彼はもともと村に属していた肉削ぎ執行人の一人であったのだ。
思い返されていく村での過去。
そこでは村で崇められる肉祓様の化身であり巫女である楓の姿。楓は巫女として重圧に潰されそうになっていた。冬月は楓の笑顔を取り戻したいと思い、彼女の心の拠り所になる存在がないか考えていく。
そんな時、楓の拠り所になる存在が現れる。
冬月の甥である悠といった少年であった。次第に親交を深めていく悠と楓。彼女は笑顔も取り戻していく。
11話ネタバレ
窮奇も悠の存在に気づき、楓の邪魔になると判断。楓は座敷牢といった洞窟の奥になる牢屋に閉じ込められてしまう事へ。
悠は冬月のアドバイスを聞いて、牢に閉じ込められている楓と対面をしていく。何とかして彼女を救いたい悠。そんな中、悠の帰りが遅い日があり、嫌な予感を感じていく冬月。同時に窮奇の側近から奇襲されて気を失ってしまう。
一方、牢では窮奇に捕らえられてしまう悠。
その後、村の儀式が始まっていく。
儀式にて捧げられる人間が悠であった。楓の前で削がれていく悠。これがきっかけとなり楓は村に呪いをかけていく事へ。これが村に肉削人が誕生した裏話であった。
場面は現実へ。
冬月がピンチの中、竜達が駆けつけて加勢。しかし、春月の桁違いの力に硝子と憲伸が窮地へ。冬月は最後の力を振り絞り、春月にトドメを刺していく。同時に黒い霧に飲み込まれて、フェードアウトしていく冬月。
最後に椿を連れて塔へ向かえと指示を出していく冬月。
この言葉に従い、竜達は憲伸達と共に車に乗り込み、塔へ向かう事へ。憲伸の犠牲もありながら塔へ到着する一向。生き残っているのは竜、椿、愛衣、豊、硝子の5人である。
塔へ到着すると待ち伏せしていた窮奇。彼は魔改造された竜の兄・洋を従えていた。
12話ネタバレ
窮奇に操られて、竜達を始末しようとする魔改造された洋。しかし、楓が脳内で囁いて洋の動きを止めようとしていく。洋を心配した窮奇が近づくと攻撃を受けて、窮奇の仮面が外れる事へ。
窮奇の正体は椿の母親であった。
窮奇も楓の声を聞き取り、一目散に塔の中へ。同時に楓から脳内で呼び出されていく竜。そんな中、夏月も塔に到着。大量の肉削人を従えてやってくる。
ここで魔改造された洋が助太刀。
竜を塔の中へと誘導していく。殻のようなものに閉じこもって眠っている楓。窮奇が全てを明かしていく。まず窮奇の娘は楓ひとりであった。椿は捨て子である事を語っていく。
ここまで全て窮奇の計画通りであった。
椿は巫女として楓に捧げる、悠と姿がそっくりな竜は奉人として楓に捧げようとしていた。
そして椿を殺して楓に捧げようとすると椿に楓が憑依。竜には悠が憑依していく。一方、塔の外では硝子がダイナマイト片手に自爆。肉削人や夏月を道連れに始末していく。
洋は竜達を守る為、硝子が生かしていく。
そして、洋は窮奇の野望を止めるため、自らの手で窮奇を葬っていく。
最終話ネタバレ
豊が仕掛けた爆弾によって崩れていく塔。何とかして兄を助けたい竜。瓦礫に飲み込まれていく。そして意識の中で楓と対面。彼女は椿の本当の存在価値を教えていく。
椿は楓の依代であった。
そんな事が明かされて、椿が誘導のもと、竜たちは火穴へ。しかし、愛衣と椿だけを逃して、自分は村に残ると言い出す竜。彼は楓と共に帰らぬ人へ。
一方、現世に戻れた愛衣と椿。
行方不明者として探されていた愛衣。直ぐに警察に見つかり保護されていく。そして刑事に名前を聞かれる椿。彼女は自分の名前を「楓」と語っていく。また愛衣は村で起こった出来事の全てを忘れていた。竜の事も…。
警察車両にて呑気に歌を唄う椿。その顔は悍ましく禍々しい表情であった…。
肉祓村【3巻の感想】
竜は悠として楓と最後を向かえる事へ。
意識の中で楓のアザが消えていたので、肉祓の力は全て椿に移動したのでしょうかね。最後は非常に不穏な終わり方となっています。
地図にない隠された村で巻き起こる戦慄のホラーサスペンス漫画「肉祓村」全3巻で完結する漫画です。テンポも良く、クレイジーなキャラクターが多数登場して盛り上げてくれます
興味が出た人は是非、チェックしてみてください。
肉祓村
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