足掻く【4巻ネタバレ】露わになる最愛彼氏のクズゲスな人間の本性！？

菊池直恵先生が描く漫画「足掻く」第4話。

今回でミワをメインにした物語に一つの終止符が打たれる形になる。最愛の彼氏であるリョースケにウリを見られてしまったミワ。絶望の中、彼女を救ったのは謎の二人組であった。

ウリをしなくても残り3年間の大学生活に目処が立ったミワ。事情を話してリョースケとの復縁を迫るが最愛だった彼氏の本性がミワを襲っていく事へ…。

ミワ編、衝撃の末路が訪れる驚愕の内容。是非、興味が出た人はチェックしてみてください☆彡

足掻く【4巻ネタバレ】

一夜明けて夕べの出来事を夢のように感じるミワ。彼女の手元には大金が手に入っていた。夕べの出来事を思い返していく。

謎の二人組に自殺する場面を制止されたミワ。二人組からミワは宝くじの当選券を数枚、手渡されていく。換金時のアドバイスをしていく二人組。一方、貰った宝くじ全部が本当に当たっているのか疑心暗鬼になっていくミワ。

場面は現実へ。

ミワの手元には合計で175万8千円が手に入っていた。貰った宝くじはどれも本当に当たっていたのだ。このお金を手元に考えるミワ。

『卒業まで残り3年…コンビニのバイトと今までの預金とこれで…やっていける…やっと…やめられる』

一方で脳裏にはリョースケの顔が思い浮かぶ。
今までの事を説明して謝罪して許しを乞えば関係を修復できるかと…。そしてミワ宅のインターホンが鳴り響いていく。

ミワがリョースケを自宅に呼んでいたのだ。

家の中に入れようとするが玄関でいいと答えるリョースケ。彼が夕べ、尾行していた理由を語っていく。

『いつから？』

ミワに問い詰めていくリョースケ。何故、売りをしていたのか尋ねられていく。効率良くお金を稼ぐ為だと語るミワ。それ以上でもそれ以下でもない。

そんな彼女を軽蔑してような目で見るリョースケ。

必死でリョースケに謝罪して許しを乞うミワ。リョースケが好きで別れたくない気持ちを伝えていく。

『やめるから！あんな事もうやめるから！愛してるのよ、リョースケ！』

ひらすら無言でミワを冷たい視線で見つめていくリョースケ。一呼吸置いてから口を開いていく。

『みわ…やめなくていいよ！』

意外過ぎるリョースケの返答に呆然。
少しずつリョースケの放つ言葉に違和感を感じていくミワ。

『その金、俺に貸してくんない？』

今まで見たことのない下衆い表情になっていくリョースケ。ミワを押し倒しつつ、自身の事情を明かしていくリョースケ。彼もバイトを必死で頑張っていたが結局、ミワと同じでバイトだけでは生活が出来ていなかった。

足りないお金を工面しようとヤバい所からお金を借りてしまっていたリョースケ。同棲を提案したのもミワを利用してお金を稼がせる為であったと明かしていく。

『もっと稼いで…俺の為に』

ウリだけでなくデリヘルも提案していくリョースケ。その言葉を聞いて一気に幻滅していくミワ。リョースケを引き剥がして二人組から貰った宝くじのお金をリョースケに投げ渡していく。

『あげるからもう二度と私の目の前に現れないで！』

封筒の中の金額を見て喜ぶリョースケ。そして一言。

『やっぱりミワは最高だね…俺も愛してるよ…また来るかね、ミワ』

ニッコリとミワに微笑んで去っていくリョースケ。

月日は経過。
大学内では噂話が広がっていく。2年になってからミワの姿が見えないと同級生達が談話。ミワは大学を辞めていた。理由は彼氏がストーカーのようになってしまい逃げる為に実家に帰ったのだとか…。

大学内の噂を耳に入れる謎の二人組の帽子を深く被った方の男。

大学のキャンパスを歩いてもう一人の相方と合流。ミワの顛末を教えていく。

『いいんじゃないの…決めたのはあの人なんだから』

二人組の片割れで背の低い方の男性がミワに協力した背景を明かしていく。彼にとって大学は「静かで落ち着ける場所」であって騒々しくなってほしくなかった。そんな理由でミワに肩入れをしただけであった。

『死ぬ気で足掻いていれば、いつかあの人にもいい事があるよ…きっと』

二人は立ち上がって来週抽選のあるミニロトの宝くじを購入しようと出掛けていく。

足掻く【4巻の感想】

超好青年だと思っていたリョースケがまさかのクズゲス男に成り下がっていたのは衝撃的でした。彼もお金の面で人格が変わってしまった一人なのか…。

ミワは大学も辞めて実家に帰ってしまったのでミワ編はここで終わりといった形になりそうですね。5巻も配信されていきますが、主人公を変えての別エピソードになりそうですね。

苦学生、貧困をテーマにした胸を抉るストーリーが魅力の作品。濃厚な人間ドラマを楽しみたい人は是非、チェックしておいて損のない漫画になっています！

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