漫画「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」単話版の第9巻をご紹介！
「別れ」と題されたエピソード。
ざっくりと言ってしまえば今回で武村と深月のコンビ解消である。
市役所に到着してそれなりの安全が確保されている環境。さらに市役所には深月の幼馴染であった敦史もいた。
武村に代わって今後は自分が深月を守ると告げる敦史。彼に任せる事で深月から解放されていく武村。そんなやり取りの一部始終や彼の心情などが明かされていく人間ドラマ的な要素が強いエピソードになっています。
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ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない【8巻ネタバレ】主人公の身近で遂に死者が発生してしまう！？
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない【9巻】ネタバレ
ダンプカーに乗って市役所へ向かう武村達。
入り口付近まで近づくと市役所で生活をしている生存者が歓迎してくれる。
人が良さそうに見える彼らだが一応、警戒する武村。ざっと辺りの様子を見回して不審な点がないか確認。
『烏合の衆じゃなさそうだ』
地下駐車場へ誘導される武村。ここでは武器を全て手渡して欲しいとお願いされる。訳は治安維持の為である。
仕方なく持っている武器を市役所側に渡す武村。その後…怪我をしている子供がいる事を伝えて医務室へ案内してもらう。
市役所には牧浦といった女性の医者が常駐していた。
『そうですか…ハンマーで腹部を…』
事情や隆司の状況を見て適切な処置をしていく牧浦。現時点で命に別状はないと聞いて安堵する深月であった。
その後、市役所で生活するにあっての手続きや案内を受ける武村達。
『もう一人…子供の遺体が車にある…墓を作ってやりたいんだけどいいか？』
市役所の人間も事情を聞いて納得。
取り敢えず武村が隆司の容態を監視。深月に睡眠を取るように指示をしていく。
深夜…武村も寝ていると目が覚める。ちょうど深月がお手洗いから戻ってきていた。
布団の中に戻って武村に身を寄せ合う深月。彼女は武村へ感謝の言葉を伝えていく。朝になると周りの生存者も目覚めて活発になってくるので武村達も起きようとする。
『深月！』
声を大にして現れたのは深月の幼馴染的な存在でもある敦史であった。
隣にいる武村を見て一瞬、表情を歪める敦史。深月と二人で話がしたいと伝えて深月を連れていく事へ。
『深月のこと…今までありがとうございました』
今後は敦史が深月を守ると説明。
彼女を今まで助けてくれた事を感謝する敦史。しかし、優が死んでしまった責任を武村へ押し付けるような物言いをしていく。
『深月に責められるならまだしも…あいつにどうこう言われる筋合いはないんだが…』
その日、優の遺体を埋葬していく武村。
武村は一旦、マンションに戻る為…市役所周辺を見て回って外に出られる抜け道を探す。
そんな時…タバコを吸っていた牧浦と遭遇。
改めて二人で話すと隆司の容態は今は良いが診断にあまり自信がないと弱音を伝える牧浦。武村も深月との事情を説明。
『なるほど…話は分かりました』
取り敢えず牧浦が深月や隆司を注視しておく事を約束してくれる。
『これはこれで自由になったってことなんかね』
武村の中で深月と共に行動するのは一旦、ここで終わり。彼は夜になったら一度街に戻る事を決意していく。ここで第9巻は終了。
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない【9巻】感想
深月達を守る肩の荷が下りた武村だが…どこか寂しそうな一面を覗かせる場面もあり。
今回は市役所に到着。
名前付きの新たなキャラクターも登場してストーリーへ深みが増していく。市役所編としては牧浦といった医者が深く関わってきそうである。
取り敢えずは一旦、街に戻る事を決意する武村。ゾンビ女子である黒瀬も気掛かりなようなので次巻では久しく黒瀬時子の登場も期待できるのではないだろうか！
フルカラーで描かれるエロス×ゾンビパニックな漫画。ストーリーもしっかりとしており…フルカラーなのでアニメを見ているかのように楽しめます。興味が出た人は是非、チェックして下さいね！
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