漫画「絶望の楽園」は原作:tos先生、作画:オギノユーヘイ先生のタッグで描かれる作品。母を亡くしカルト宗教に強制的に入信させられる高校生、芦谷透が主人公。
意外な出落ちでカルト宗教の仲間入りを果たしてしまう透ですが、何やら特別な血筋を持っています。
その血筋の後継者を巡りながら、透がカルト宗教から抜け出す物語を描いていきますが一筋縄では行かなそう。さらにカルト宗教側の人間が全て気狂いしており不気味さを演出。
まさに絶望の楽園へ放り込まれた高校生の脱出ゲーム。迫力のある描写で可愛いヒロインも登場してきますよ☆彡
漫画「絶望の楽園」は電子書籍ストア「eBookJapan」で無料試し読みも可能となっています。
漫画「絶望の楽園」ネタバレ
配信中の1巻〜2巻までを購入して読んでみました。見所となるポイントをご紹介していきます。
親身に面倒見てくれる学校のマドンナが…!?
母親を交通事故で亡くした主人公、芦谷透。母が死んでも気丈に過ごしていた彼でしたが…何故か隣のクラス、学校ではマドンナ扱いされる八代京子が透の事を親身にお世話するようになっていきます。
最初は厄介者扱いでしたが次第に京子と過ごす毎日が楽しくなっていく透。学校とバイトに明け暮れていた日々でしたが京子のおかげでリア充な生活もたまには…。
毎日一緒にいる二人ですから次第に透も京子に恋心を抱き始めていきます。
そして祭りの最中、足を怪我した京子。家が近いこともあり透は京子を担いで京子の自宅へ向かいます。親もいない部屋で二人きり。高校生の二人なので当然、そういったイチャラブ雰囲気になっていきます。
しかし、突如…京子が豹変…さらに透は京子の事を思い出していきます。京子は透の母を困らせていた「日照絵の会(そばえのかい)」といった宗教側の人間。
それに気づいた時は既に時遅し…。部屋に強面3人の兄ちゃんが乗り込んできて拘束され拉致される透…。
生きて地上へ舞い戻る為、宗教色に染まる主人公…
透が連れてこられた場所は地下150階にもなる日照絵の会の施設。そこでは信者が神殿の建設に勤しんでおり、透も信者と同じく神殿作りへ参加することに…。
重労働…さらに腐った食事を提供、周りの建設従事者はカルト宗教の熱烈な信者達…。
透は生きて地下施設から地上へ戻る為、周りの信者と同じ色に染まり、隙を見つけて脱出の決意を固めていきます。
さらに地下施設では日照絵の会のボス、師父と呼ばれる人物が定期的に儀式を行っていきます。死んだ人間を蘇らせることができる師父。目の前でそんな異常現象を見せられ驚愕しながらも透は脱出の糸口を探していきます。
この過程で一人の協力者と言うか、同じ脱出を計画するフリーライター小鳥遊秋人と地下施設で出会うことに。
地下施設からの脱出に成功するも…
ちなみに地下施設で何故、京子は透に執着するのか理由も判明します。それは透が師父の息子だから。師父の息子が地下施設に放り込まれた理由は地下施設から這い上がれないようでは後継者になれないから…。
そんな事実も明かされながら透と小鳥遊は協力して地下施設からの脱出に成功していきます。
しかし、地下施設から脱出したかと思えばエレベーターは本殿1階でストップ。地下の試練はクリアしたが地上での試練が待ち構えていました。
地上1階での試練は色仕掛け…。
透は度重なる色仕掛けに耐えながら本殿からの脱出に奔走していきます。
師父の息子は一人だけではなかった…!?
2巻で明かされていきますが、師父の息子となる人物は透だけではありませんでした。同じく地下試練を受け、本殿1階へ脱出してきた師父の息子は透も含めて5人。
さらにこの中から信者達が裏投票なるものをしており、誰が後継者に良いかを選別していたり…。
息子達の中には次期、師父の座を狙おうと暗躍する人間もいます。様々な人間の思惑が絡む中、師父になるつもりも無ければ、ただ脱出したいだけの透は日照絵の会から抜け出すことができるのか…。
究極の選択を透は迫られていく中、3巻へと続いていきます。
漫画「絶望の楽寝」感想
カルト宗教×脱出サバイバルをテーマにした漫画。とにかく主人公以外の人間が皆、狂っているのが面白い。ヒロインは京子なんでしょうが彼女は地下施設の悶々としている信者に肉便器として体を捧げたり…かなりビッチなヒロインになっています(笑)
可愛く描かれているんですけど、透と結ばれるような未来がまったく見えないのが逆に新鮮で興味が湧きました(笑)どうなるんだろう…この二人。
危険極まりない宗教から命懸けかつ緊迫感のある脱出を描いていく漫画「絶望の楽園」画力も高くストーリーも面白いです。以下から試し読みも可能なので興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
絶望の楽園
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