ちょっと大人なギャグ・コメディ漫画ながらストーリーも面白く設定のインパクト大な漫画が「絶望の犯島」です。
いわゆる孤島サバイバル漫画なのですが、そんじょそこらのサバイバル漫画とは設定の訳が違う。著書は櫻井稔文先生。全5巻で完結する漫画となっています。
WEB広告で気になったので取り敢えず第1巻を購入して読んでみました。普通に面白いし、ふざけながらも物語が成立している漫画が好きな方にとっては大好物になるのではないでしょうか。
ではでは、見所や内容をご紹介していきます。
漫画「絶望の犯島」は電子書籍ストア「eBookJapan」で無料試し読みも可能となっています。
漫画「絶望の犯島」ネタバレ
主人公は性転換させられたヤクザの男…
主人公は肉付きの良いムチムチなギャル。名前はコーゾー…!?
そう、この漫画のヒロイン兼主人公であるギャルは男なのです。ある理由があって肉体改造させられて罰として孤島サバイバルに身を投じていきます。
コーゾーはヤクザ会長の自宅警備班員でした。顔は良いが頭は空っぽ。
そんな彼は会長の妻、娘をスケコマシて会長にバレてしまいます。怒り狂った会長はコーゾーの身体を女性に肉体改造。そして買い取った孤島に性犯罪者100人を集わせてコーゾーを襲わさせていくのです。
コーゾーとヤッた人間は孤島から脱出できて自由の身。そんな条件付きで100人のブリーフ男達は孤島に舞い降りた改造ギャル(中身は男)を無我夢中で追いかけていきます。
血みどろの人間ドラマ…!?
面白いのが100人のブリーフ男の中には隠された人間ドラマを持つ人物もおり、コーゾーを追いかける中で背景が語られていきます。
1巻ではなんとコーゾーの実父が100人のブリーフ男の中に紛れており、自分の息子だと知らずにギャルを追いかけていくシュールな絵面(笑)
そんな中、父親との思い出蘇ったり、過去の回想が流れたりして面白おかしい人間ドラマが繰り広げられていきます。
性犯罪者となった父親と対峙するコーゾー。
いい感じに気持ち悪くて、いい感じに人間ドラマが繰り広げられていき、好きな人は本当にハマる作品!
有名人のパロティキャラが多数登場
読み進めていくとどこかで見たことある人物だなぁ〜なんてキャラクターが登場してきます。
1巻で見た瞬間にわかったのはヤクザ会長。
これはソフトバンクの孫正義をパロったキャラクターですね。怒ると血管が浮き出て破裂して血な眼な顔面になります(笑)
続いて孤島の一匹狼である尾澤。
これは任侠映画になくてはならない存在である俳優、小沢仁志をパロったキャラクターです。
登場時は格好いいのですが、コーゾーと二人きりになると変態気質がオープンとなり元ネタの固定概念を打ち破る気持ち悪さを醸し出す人物となっています(笑)
100人のブリーフ男達の元ネタを考えながら見ていると面白かったりします。
親父と二人きり…どうなる!?
1巻の終盤、孤島の洞窟へ逃げ込んだコーゾーは元警視庁の刑事、山岡と出会います。
山岡はコーゾーの正体を知って、協力者的な立ち位置としてコーゾーをサポート。
会長が出した条件である自分の親父とヤレば島から脱出といった条件を手伝うことになります。
見事、コーゾーの父親を洞窟に連れてきますが、道中に1人のブリーフ男に襲われて洞窟に着いた時点で死んでしまいます。
そして洞窟で父親とギャルになったコーゾーは二人きりで対面。1巻は幕引きとなります。
漫画「絶望の犯島」感想
ちょっとしたエロ漫画を想像する人もいるかもしれませんが、まったくエロくないです。むしろ100人のブリーフ男達が気持ち悪すぎる(褒め言葉)。お下品なギャグ・コメディ漫画です。
絵柄的に好き嫌い分かれそうな感じですが、絵に違和感を感じないのならお勧めの作品。
本当、インパクト大でありながら設定が細かったり、笑わせてくれる内容。
氾濫している王道サバイバル漫画に飽きてきた今日此の頃の人は是非、手に読んで見て欲しい漫画!
絶望の犯島
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