漫画「裏バイト:逃亡禁止」は田口翔太郎先生が描くホラーサスペンス漫画である。主役は黒嶺ユメ、白浜和美の二人。何かの理由で大金を求める二人は裏バイトに手を出していく。
ちなみに第1話で判明していくがユメと和美の二人は中学時代の同級生である。
1話で二人は森林に佇むリゾートレストランでアルバイトをする。至って普通だが、時給はなんと15,000円である。このリゾートレストランのアルバイトにはどんな秘密が隠されているのか…。所々に差し込まれる悍ましい描写が緊張感と恐怖をもたらしてくれます!
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裏バイト:逃亡禁止【1話ネタバレ】
郊外の緑豊かな森リゾートレストランで住み込みのバイト募集。時給はなんと15,000円なのだ。これに応募して働く事になるのがユメ、和美の二人である。顔合わせもして、いざ緑豊かなレストランでアルバイトが開始。
オーナー兼料理人に加えてユメ、和美のバイト2名しかいない店。これが意外と繁盛しており、店内は盛況であった。
バイト終わりは住み込み部屋に案内される。
ユメはパーソナルスペースをお互いに確保しようと提案。しかし、和美はポイポイと荷物を出してパーソナルスペース所ではなかった。
ここでユメが不思議な事を言う。
『ポイポイやめて、貴方昔から全然かわってないね』
顔見知りのような発言をするユメであったが和美はまったく身に覚えがない状態。そんな事はサクッとスルーして疑問をユメにぶつけていく和美。
『この仕事で時給1万5千円って怪しくない?』
特に興味を示さないユメ。
場面は変わって、森林を歩いていると誰かに見られている気配を感じる和美。いきなり悍ましい顔が現れると同時に目が覚める和美。
下を見遣るとユメが『クッサ!』と叫んで部屋から出て行ってしまう。
彼女を追いかけて外に出ると薄っすらとオーナーの影を捉える和美。誰かと会話していたが直ぐに気が遠くなってしまう和美であった。
狂気を覗かせていくレストランオーナー!?
翌日、和美はオーナーに尋ねていく。
夜に誰と会話していたのかと…。2階には妻がいると答えるオーナー。重い病気で人に伝染るから挨拶などはいらないと言う。
その夜、和美は再び森林の夢を見ていく。
そして悍ましい何かが近づく瞬間に彼女は誰かに起こされていく。
アルバイトを始めて1週間近くが経過。
夜、別の部屋でユメを見かけると彼女は消化器を見ながら意味のない言葉を呟いていた。そんな様子を見遣るオーナー…怖い(笑)
翌日、くさいといった言葉を連発していくユメ。そしてオーナーから夜はしっかりと寝ないとダメだと釘を刺されていく。
その夜、和美はいつもの森の夢を見る。
今回は様相が違っていた。悍ましい何かは近づいて来ず、不気味な声でずっと笑っていたのだ。そして夜中、ユメに起こされる和美。休憩室へ向かうように指示される。
向かう途中、オーナーの奥さんの部屋が開いていたので覗く和美。そこには白骨死体が椅子に座らされていた。休憩室へ行ってユメに問う和美。
『アンタ一体何を知ってるの?』
『知らない、何も知らない…ただ二階は黒い匂いがする』
白骨死体の事を問い詰めるとユメはまったく存在を知らなかった。逆に消化器を持っている事を尋ねると白い匂いがして安心すると答えるユメ。
騒々しくしているとオーナーが休憩室へ訪れる。休憩室の扉を開けて欲しいと…しかし、ユメが取り乱していく。そして臭いを連発である。諦めて帰る様子を伺わせるオーナー。
しかし、手斧で扉を粉砕。隙間から部屋を覗いてくる異常事態が発生。
逃げようとする和美であったが、ユメがフリーズ状態。そして和美は思い出してく。二人は中学時代の同級生だったのだ。そしてユメは自身の対応力を超えるとフリーズ状態になる事で有名な生徒であった。
レストランバイトの時給が異様に高い理由が…!?
オーナーは扉を破壊。
白骨死体を片手に『夜更かしする悪い子達は森に代わってオシオキだ』と意味のわからない言葉を発していく。
ヤバイ状況だと判断した和美。
ユメを置いて逃げようと考えていく。本来なら寝ている間にオーナーが二人を殺す予定であった事を明かしていく。
そして気づく和美。
夜中になると起こしてくれていたのはユメであった。
オーナーの狂気が二人に襲いかかっていく。
慣れた手付きで人に斧を振るっていくオーナー。和美はそれで奥さんも殺したのかと問う。
『馬鹿者ぉ!僕が妻を殺すものか!』
二人を殺そうとしながら妻を語っていくオーナー。自然を愛する女性だった模様。オーナーも彼女の死を受け入れていたが、森に生贄を捧げる事で一時的に妻を蘇らせてくれうと訳の分からない事を発していく。
時給が異様に高いのは金に釣られるバカが大量に来る事であった。要は金で生贄を募集していたオーナー。
ユメの持っていた消化器を斧で攻撃するオーナー。中身が休憩室を白く染め上げていく。その隙に逃げる二人。そして真っ暗の森林を歩く二人。
『くさい』
二人の背後から和美が夢で見ていた悍ましい女性が追いかけてくる。
イカれていたオーナー!?
翌日、二人は山の中を一晩中走り回っていた事が明かされる。二人のバイト先であるレストランはお休みである。そして常連さんが来ていて、オーナーの話題になると意外な事実を知る。
オーナーはずっと独身だと言うのだ。
事後が語られる。
オーナーは行方不明。二人がバイトしていてレストランは度々、行方不明者が出ていた。見つかった者はいなかった。
最後。
和美はレストランから給与を盗んでいた。半分をユメに渡していく。そして尋ねる。ユメがよく言う「黒い匂い」はなんなのかと…。自分の対応能力を超える出来事が起こる予兆らしい。
そして和美はユメを裏バイト巡りの仲間に誘っていく。お金に困っていたユメ。和美との裏バイトパートナーを承諾していく。最後にユメによる帳簿が表示される。二人は1日6時間、10日の出勤で一人が90万円を稼いでいた。
第1話は終わりである。
裏バイト:逃亡禁止【1話の感想】
嘘か真か…合法違法を含む裏バイトをユメ、和美が実践していく物語。二人にはどうやら高額報酬アルバイトで大金を求める理由があるらしい。まだ第1話であるがあらすじ部分に怖い事が書いてある。
※本作品は心身に多大な影響を与える可能性がございます。閲覧は自己の責任において、十分に注意して行ってください。これによって生じるいかなる損害について、一切の責任を負いかねます。
この文言は怖すぎじゃないか…(笑)
一応、第1話を読んだ感想だと心身にかかる影響は特にない(笑)
今後もユメと和美がどんな裏バイトに手を染めていくのか…そして二人が大金を求める理由とは…。社会の裏も知れて楽しめる漫画である。
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