漫画「砂の微笑」は長崎さゆり先生が描く作品。
現在は各電子書籍ストアで配信されており、全4話で完結の作品となっています。終盤にかけて明らかになっていくブ男と美女の関係や巻き起こしてきた事件など衝撃の嵐になります。
ジワジワと恐怖が身を包むようなサスペンス漫画を求める人は是非、チェック必須の作品。
ここでは第1話の内容をご紹介していきますね!
まずは試し読み!
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砂の微笑【1話】ネタバレ
冒頭、自分の両親に対して「ガミガミといつもうるさい」、弟に対しては「生意気」などと悍ましい考えを持っている詩織。
ときどき遊びにくる母の妹である、みちよ叔母ちゃんに対しては「何でも買ってくれて優しいから好き」といった感情を持っていた。
最終的には「みんないなくなればいいのに」幼いながらに明かされる詩織の邪悪。
場面転換されて、とある小学校の丸山先生。
職員一同から息子の結婚に際して細やかなお祝いを受け取っていく。晴れやかな笑顔の丸山先生。その嬉しさは周りにも十分にわかる程。
彼女は息子の結婚でここまで嬉しがるには理由があった。
丸山の息子である悟は超絶ブ男なのだ。それはもう、女性が生理的に受け付けないほどの…。自慢する事と言えば大学の助教授であることぐらい。頭は良かった。
母親である丸山自身も息子の悟が結婚できる日が来るとは思っていなかった。それが超絶美人である詩織と結婚するのだから、夢のような気分に浸っていく。
そして結婚式当日。
詩織の晴れ姿を見て興奮する丸山。職場のみんなも招待して自慢したい程の美人な嫁であった。その綺麗さは式場スタッフの言葉でもわかる。
『ほんとにこれだけお美しいお嬢様のお仕度は私どもも初めてですわ』
丸山の目に詩織はとてもおとなしく映っていた。素直で口数が少なくて扱いやすそうな子。それが丸山の印象でもあった。
無事に結婚式へ漕ぎ着けて定年後は今までの苦労が報われるバラ色の人生が待っていると信じていた丸山。
思い描いた暮らしとは程遠かった…!?
悟の結婚から1年が経過。
丸山は思い描いて暮らしとまったく違って日々、苛立ちを募らせていた。その訳であるが…。
ことあるごとに気を遣っていた丸山。二人にも尽くしているつもりであった。しかし、悟と詩織の反応はどうも薄く、想像していた反応が返ってこなかったのだ。
特に嫁である詩織にはどこか不気味さを感じるようになっていく丸山。
誕生日に現金で5万円をプレゼントするが簡単なお礼だけで、5万円を何に使ったのか…報告すらなく彼女へ苛立っていた。
見返りが欲しい訳ではないが、人の好意を当たり前のように受け取って受け流す詩織。それに腹立たしさを感じていた。
悟も31歳になったので子供の事について考えろと忠告する丸山。詩織にも同調を求めるがうんともすんとも言わずに笑顔だけを振りまく詩織であった。
最初はおとなしてくニコニコしていた詩織の笑顔も今では、好きになれない笑顔になっていた丸山。
彼女は不満を学校の同僚職員に話していく。
詩織の身の上話も同僚達に伝える丸山。同僚達はビシッと伝えたほうが良いと背中を後押しするが…。
『私が理由であっさり離婚されたら息子に恨まれそうで…』
彼女は抱える苦悩を明かしていく。ここで第1話は終了。
砂の微笑【1話】感想
得体の知れない美女である詩織。そんな彼女に翻弄される丸山を中心に描かれていく第1話。私は完結となる第4話まで読んでいますが、中盤から終盤にかけて意外過ぎる事実などが浮き彫りになって盛り上がりを見せていきます。
長崎さゆり先生の漫画は「悍ましい」といった言葉がピッタリのストーリーが描かれていきますよね。
この悍ましさが最大限に発揮されていると思うのが長崎さゆり先生の「生贄」といった漫画です。こちらは1冊で完結の漫画。興味が出た人は生贄もチェックしてみて下さいね。
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