嬉野めぐみ先生が描くSNSもネタに入れた漫画「SNSの毒女たち」10巻の内容をご紹介。10巻では憧れた女に外見を成りすまし、徐々に精神的にも成りすましとなり、後戻りができない女性が描かれていきます。
ここまで来るとさすがに恐怖。
危ない女がどのようにして別の女に成り代わっていくのか…そんな様子を覗いてみたい人は是非、漫画「SNSの毒女たち」第10巻をチェックしてみてください☆彡
漫画「SNSの毒女たち」は電子書籍ストア「eBookJapan」で無料試し読みも可能となっています。
漫画「SNSの毒女たち」10巻ネタバレ
有給を取って旅行へ行ってきた女性社員・平野。同僚達にお土産を配っていきます。そんな彼女を『媚売り』と揶揄する内心を持っている北川。誰にも良い顔をしてお土産を配る平野に怒りをぶちまけてしまいます。
そんな彼女の苛立ちの捌け口は派遣社員が集まっているSNSコミュニティ。愚痴中心のSNSはストレスを解放する場所となっていました。
社内の喫煙所にてSNSで鬱憤晴らしをしていると北川が気になっていた男性、高田が訪れてきます。しかし、ふとした談笑の中で平野と高田が交際している関係である事を知ってしまう北川。
彼女の平野に対する嫌悪感はさらに高まっていきます。
愛される彼女になれば自分も愛されるかも…!?
高田と平野が交際した事を知った夜…いつものSNSで愚痴をこぼす北川。すると平野がお土産として会社に持ってきていた温泉まんじゅうをSNSに投稿するアカウントを偶然にも発見。
ログを辿っていくと同僚の媚売り女と嫌悪する平野のアカウントである事が判明していきます。その日から北川は平野のアカウントを監視。落ち度を見つけようとネットストーカーをしますが、彼女の綻びはまったく見当たらず…。
それどころか皆に愛される平野に憧れを抱いていく事へ。
もしかして彼女みたいに振る舞ったり、あらゆる真似をすれば自分も愛され女になるのではないか…。そんな思いが北川の脳裏に浮かんできます。ここから彼女は少しでも平野に近付こうとファッションから変えていく事へ。
平野の真似をする過程で思考ばかりか、精神的にも『平野ミユキ』になっていく北川。
会社で平野の名前を呼ばれると北川も反応するような状況へ陥っていきます。
本物を消して自分が本物へ…!?
自分は『平野ミユキ』…精神的にも完全に思い込み状態になった北川。愚痴用のSNSアカウントも「ミユキ」に改名して本当のミユキは偽物だと拡散させていきます。
自分がミユキだと思い込んでいる北川…。高田の事を完全に自分の彼氏であると思い込み、デート話を繰り広げていきます。そんな危ない女に困惑していく高田。そして本物のミユキはSNSが炎上して困り顔…。
高田は北川を正気に戻そうと事実を突きつけていきますが、既に重症度の思い込みをしている北川はそれを認めず…。
メンタルクリニックへと運ばれる北川。
看護師の「お名前は?」と言った問いかけに対して…。
『平野ミユキです♡』
病院で治療を受けても未だ自分を取り戻せない北川が描写されて幕引きとなります。
漫画「SNSの毒女たち」10巻の感想
成りすまし、思い込みが重症化した女性の末路を描く第10巻。リアルにこんな人がいたら恐怖を感じずにはいられない内容でした。
手の届かない存在の人に憧れを抱く事はありますが、身近な人に憧れを抱き真似をしていくといった行為は個人的に理解できないので読んでいて非常に新鮮で面白かったです。
思い込み、勘違い女の悲惨な末路はわずか約30ページ程度で存分に楽しめる内容になっており、ヒューマンホラーを堪能したい人にお勧めしたい作品。是非、気になった人はチェックしてみて下さい☆彡
SNSの毒女たち
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