漫画「これも全部あの夏のせい」32巻ネタバレ！交際数ヶ月で冷めるクズ男っぷりが発揮！

これも全部あの夏のせいマイクロ版の最新刊となる第32巻。晴香と恋人同士になった大吾ですが、32巻で早くも先行きが怪しくなっていきます。ひとえに大吾がクズなだけなのですが…（笑）

32巻の見所はなんと言っても『落差』ではないでしょうか。

序盤、大吾が晴香に思う強い気持ちが終盤では皆無になっていきます。本当に彼の都合の良い糞っぷりを発揮する性格が詰まっている内容。大阪に来ても東京の時とまったく代わり映えのしない大吾…。今後、彼がどんな変化を見せていくのか現時点ではまったく想像ができません（笑）

漫画「これも全部あの夏のせい」32巻ネタバレ

晴れて晴香と恋人同士になった大吾。32巻では晴香との交際当初から数ヶ月の間が端的に表されていきます。交際当初はとにかく晴香の魅力に虜になっていた大吾。性欲モンスターらしく、所構わずどこでもヤりまくっていく。

晴香の家庭事情も聞かされていく大吾は『永遠に愛し続ける』と思っていく。

しかし、そんな強い気持ちを抱いていたのは当初だけ。

少しずつ大吾の晴香に対する気持ちに変化が訪れていく。まず晴香は大吾がバイトするジムに頻繁に顔を出すようになっていき、1日中一緒にいる機会が増えていく。こうなると大吾はもう少しだけ自分一人でいられる時間が欲しいと感じていく事へ。

さらに晴香の度を超えた愛情表現も重くのしかかってくるように…。

極めつけは晴香の中身が空っぽであった事（大吾もそうであるが…。）特に目標や夢を持っていない晴香。そんな彼女は大吾は自分を見ているようであると思っていく。

永遠に愛し続ける女といった当初の気持ちから交際数ヶ月で大吾が晴香に思う気持ちは『冴えない男を好きになる冴えない女』に格下げしていくのだ。

脳裏に浮かぶのは東京で彼女だったあの女性…！？

晴香と交際して数ヶ月。
彼女への気持ちも冷めていく中、大吾は晴香とスミレを比較していく。彼女は本当に素晴らしい女性だったと…。もう完全に晴香に当初抱いていた気持ちは大吾の中から消えていた。

それでも大吾は別れようとはしなかった。
誰かに愛されている気分を味わっていたかったから…。真性のクズ男である（笑）

そしてジムのバイト。マッサージバイトと掛け持ちでやっていく中、ようやく引越し資金もジムの給料が後1回入れば費用が足りるところまで来る。そして大吾は引越しが無事に終わったらジムのバイトを辞めて女性のマッサージアルバイト1本に専念していく事を決意する。

最後はいつもお世話になっているコンビニへ。
いつもレジをしてくれる女性。彼女に目を向けると髪をほどいており、いつもと雰囲気が違う事に気がつく大吾…ここで32巻は幕引きとなる。

漫画「これも全部あの夏のせい」32巻の感想

もしかして次はお馴染みのコンビニ店員とのフラグ！？なんて思わせる場面で終了した大吾。自身を見つめ直す為に大阪までやってきた大吾ですが、結局は生活も恋模様も東京と似たような具合に…。

特に大きな目標もなく、だらだらと生活をしていく日々。

一応、大阪編で大吾の人生に大きな転機が起こる事は以前に示唆されていたのですが、まったくその予兆はありません。この冴えない性欲モンスターの心は誰が変えるのか…。

個人的には大阪でのスミレ的存在である真子しかいないと感じているのですが、晴香と交際した事で真子との関係は遠ざかってしまった状態。人間と恋模様はとにかく面白い漫画なので気になった人は是非、チェックしてみて下さいね☆彡