千代先生が描くドラマ化もされた漫画「ホームルーム」完結巻となる第8巻。遂にサイコ教師と生徒のラブストーリーに終止符が打たれていきます。愛田先生ことラブリンに振り向いてもらう為、キレイになる事を決意したヒロインの幸子。
変貌した彼女はラブリンの好みとは真逆の金髪美女へ…。
垢抜けて自分に自信のついた幸子は恋の暴走機関車へ(笑)あの変態教師ラブリンを追い詰めてゆくことへ。とにかく怒涛の展開で最後まで目の離せない内容。サイコラブの境地といった漫画なので読んでいない人は是非、チェックしてみて欲しい作品です!
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ホームルーム【7巻ネタバレ】変貌を遂げるサイコ女&逃げるサイコ男!
千代先生の描く人気漫画「ホームルーム」最新刊となる第7巻。なんと次巻の第8巻で遂にラブリンと幸子のサイコラブサスペンスに結末が訪れるとのこと。 多くの漫画で完結巻の前となるのは結末に向けての布石が多い ...
ホームルーム【8巻ネタバレ】
76話ネタバレ
不良グループ達に懇願して綺麗にしてもらった幸子。今までとは真逆の彼女に学校は騒然。彼女の美貌は自然と不良グループの先頭を歩くまでに…(笑)
そして教室に入り、マルに声をかけていく幸子。
親友であるマルも驚愕…というか言葉が出ない状態。クラスメイトも変貌した幸子に驚愕。そしてラブリンが教室へ…。幸子に視線を向けたラブリン。目の前に居る金髪美女が幸子である事に衝撃。
ラブリンの中で何かが弾けていきます。
77話ネタバレ
自分の好みと真逆に行ってしまった幸子…。ラブリンは天然素材が加工物になった事にショック。部屋にあった幸子コレクションをはじめ…ペン型盗撮カメラまで全てを破棄していくラブリン。
ただ、最後に幸子のブラジャーを頭に被って想像で自慰行為を開始。最後に幸子で抜こうとしていきます。
しかし、加工物になってしまった幸子を思い出してしまい、昇天する事が出来ないラブリン。絶望に暮れ『俺の恋は終わった…』そう悲観していると何者かが扉を開けて家の中へ。
全裸のラブリンは背後を見遣るとそこには幸子が立っていました。
78話ネタバレ
勝手に家の中まであがってきた幸子に不法侵入だぞ…と注意していくラブリン。
『いえ、これは…先生の真似です』
幸子はラブリンも自分の家に不法侵入していた事を棚にあげていきます。返す言葉が見つからないラブリン。脅しを受けるのかと思いきや…。
『先生って実はロマンチストなんですね』
同時に幸子は制服を脱ぎだし、下着姿へ。
この前の続きをしましょう…同時にラブリンへ大好きだと告白していく幸子。ラブリンの顔を胸の谷間に押し付けていく幸子。今までと違ってグイグイと来る幸子に恐怖を覚えていくラブリン。
『お前…誰だ…』
もう変わりすぎた幸子に理解の追いつかないラブリン。逃げ出していきます。そんな彼をどこまで追いかける幸子。
79話ネタバレ
追いかけてくる幸子を振り払うため、愛車の軽トラに乗って逃げようとするラブリン。この日はなんとか逃げ延びる事へ。そして翌日、学校に行くと幸子が休み。
ラブリンにとって幸子が休むのは初めての事態であった。
しかも彼女の居場所を把握していない状態。ラブリンは恐怖を感じて心の中で…『お前今、どこにいる…?』恐れおののいていきます。
学校も終わって夜。
自宅に戻ったラブリンは彼女の携帯に仕掛けたGPS機能で居場所を割り出す事へ。驚愕するラブリン。
GPSで指し示された幸子の居場所はラブリンの自宅だったのです。天井裏からラブリンの帰りを待っていた幸子。カオス!
80話ネタバレ
眠れないラブリン。
すると天井裏から足が出てきます。もう恐怖で言葉にならないラブリン。幸子はそのまま服、下着を脱ぎ捨てラブリンと結合。遂に好きな人と一つになって嬉しさから涙を流す幸子。
一方、好きだった女性が加工物になってしまい、それでも受け入れて変わってしまった彼女に涙を流すラブリン。
『先生…愛しています』
幸子から愛の告白を受けるラブリン。そっと目を閉じたラブリンの心は『愛してた…』といった過去形で閉じられていきます。
81話ネタバレ
綺麗になった事でクラスメイトからも人気者になっていく幸子。そしてラブリンが教室に入ってくる。
目が合うとニコッと笑顔で返すラブリン。
幸子は最高の幸せを感じていく。『これが愛なのですね』と解釈していく。
その後、休憩時間にマルと廊下を歩いていると椎名先生と遭遇。まず変貌した幸子に驚く椎名先生。
そんな彼女に早速マウンティングを仕掛けていく幸子。
『私たち付き合ってますから』
余裕の表情で椎名先生など眼中にない扱いをしていく幸子(笑)
一方のラブリン。
彼は軽トラに乗って受け持つ3年2組の出席簿を投げ捨てどこかへ向かっていく。
82話ネタバレ
幸子が変貌を遂げた理由を考えていくラブリン。同時に彼は学校を辞める決意をしていた。
そんな軽トラの中…助手席に子供時代のラブリンが登場する。彼は教師になったラブリンに対して告げていく。
『僕のなりたかったヒーローはこんなのじゃない』
過去の自分の幻影と向き合い、変わったのは俺じゃなくて幸子だと語るラブリン。涙を流すと続いて前方に母親の幻影を見ていくラブリン。
『ママン!僕は何も間違ってないよね!』
『あなた…何ひとつ守れないのね』
認めてくれない母に対して怒りを露わにするラブリン。そのまま幻影に突っ込んでいく。ガシャンといった鈍い音が響き渡っていく。
83話ネタバレ
ラブリンはここ数日、無断欠勤状態であった。家に帰っておらずメッセージも未読状態。ラブリンを心配していく幸子。
『もう一人の身体じゃないんですよ』
まさかの妊娠を匂わす幸子の意味深な心情。
その後、マルは本当に幸子がラブリンと交際しているのか何度も確認をしていく。幸子の解釈では既にラブリンの伴侶であると思い込んでいた。ちょっと勘違い気味の幸子を心配していくマル。
その後、来る日も来る日もラブリン宅で彼の帰りを待っている幸子が描かれていく。
84話ネタバレ
月日が経過。
卒業シーズン真っ只中である。
ラブリンの所在は未だに掴めておらず、平穏な学園生活が送られていく。
一方、心の奥底ではラブリンを心配してしている幸子。まだ彼を愛している事が明かされていく。そしてラブリンがいないと未来が見えないと語る幸子であったが…。
『でも春になったら新しいページができそうです』
85話ネタバレ
卒業式当日である。
今までの登場人物達の一幕が描かれていく。
そして校門に目を見遣るマル。そこには幸子がいた。
『アンタなんで来たの?家で安静にしてなきゃダメじゃない!』
『平気!平気!』
幸子のお腹は大きく膨らんでいた。
86話ネタバレ
ようやくラブリンが登場する。
彼は病院のベッドの上で寝たきりであった。母親の幻影を轢こうとして単独事故を起こしていたラブリン。独りになった事でようやく全てに気がついていく。
『俺はママンの呪縛に囚われていた』
ラブリンの暗い過去が明かされていく。同時にラブリンの母親はどことなく幸子に似ていた。
『俺は桜井にママンを重ねていたのか…!?』
意識の中で自身を侮辱していくラブリン。すると笑い声が聞こえてくる。目を開けると目の前に幸子が立っていた。
最終話(87話)ネタバレ
遂に再会を果たした2人。
幸子は妊娠の健診で偶然、ラブリンの表札を見つけたと明かしていく。お腹の子が引き寄せてくれたと告げていく幸子。
『申し訳なかった』
車椅子から降りて深く頭を下げて謝罪するラブリン。
幸子はずっと会いたかった事を告白。涙を流していく。
『先生が変な人であっても先生は私のヒーローなんです』
幸子の言葉に救われたのか…涙と鼻水を垂らしていくラブリン。そして身体が治ったら3人で一緒に暮らす決意を固めていくラブリン。晴れやかで清々しい表情になる2人。
これにてホームルームは完結。
ホームルーム【8巻の感想】
幸子の変貌と同時にグイグイ攻める姿勢にも驚きましたが…最終的にサイコラブ同士の2人が結ばれる事になって綺麗な結末を迎えてくれました。
ラブリンが幸子に執着する理由など最後に明かされて、意外と想像以上の過酷な幼少期だった事がわかるラブリンの過去。
スピンオフで良いので本編で有耶無耶だった人物達のその後、ラブリンと幸子のその後など描かれると嬉しいですね。1巻から8巻まで本当に目を離す隙のなかった漫画。
数々の衝撃とサイコラブのイカれっぷりを体感したい人は是非、読んで欲しい作品です!
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