エッジ～彼氏の女友達～【12巻ネタバレ】ヤバい男の登場で勇樹の真波への執着心に火がつく！？

青咲るそう先生が描くラブストーリーサスペンス漫画「エッジ～彼氏の女友達～」最新刊となる第12巻。今回は勇樹の家庭環境が露わになっていきます。

女性を人生の道具としか見ていない勇樹。そんな彼を作り上げたであろう人物が13巻では登場。それが勇樹の父親です。真波と上手くいっていない事を知った父親。

息子である勇樹に叱咤激励。
父親とのやり取りによって真波への執着心にさらなる火がついてしまう勇樹。

ようやく勇樹から離れて一人暮らしを満喫していた真波に不穏な影が立ち込めていきます！ではでは、第12巻の内容を見ていきましょう。

エッジ～彼氏の女友達～【12巻ネタバレ】

勇樹と住んでいたマンションを訪れる真波達。
彼女は友人であるれな、ちーちゃんと一緒に部屋に入って急いで自分の荷物を纏めて外に出ていく。出て行く際に台所を見ると食器が散乱。それを見て少しだけ勇樹の事が心配になる真波。

外には真波の仕事の同僚である大山と成田が待機。マンションから出てきた真波達と荷物を車に乗せてマンションから荷物を持ち出す事に成功していく。

車内で協力してくれた4人にお礼をする真波。

『新たなスタートおめでとう、まなちゃん！』

空白の1ヶ月が明かされていく。真波はこの1ヶ月で新しい部屋を借りていた。両親にも事情を説明。結婚が破談になった事を伝えていく。そして勇樹と一緒に住んでいたマンションよりも古く、狭い住居になったが穏やかで充実感に満たされていく真波。

ヤバい男を作りあげたヤバい父親が登場！

真波の逃走劇が描かれた後は勇樹がクローズアップされていく。

真波に逃げられた事を知って怒り心頭する勇樹。そんな中、母親からメッセージが入る。『結婚のお話滞ってるみたいだけど大丈夫なの？一度ウチに来て話して…お父さんが心配してました』舌打ちしつつ、久しく実家に顔を出していく。

実家にあがると早速、目に入ったのがピアノであった。また新しい習い事を始めた母親に呆れ果てていく。

勇樹母は事あるごとに習い事を始めてはすぐに辞めていく。過去に教室の友達に金を騙し取られた経験もある。程々にしなよと母親に忠告していく勇樹。

そして父親が帰宅。
食卓を囲む家族。本題が切り出されていく。

彼女との近況を尋ねつつ、破談したのかと問う父親。勇樹は否定。喧嘩して今はそのクールダウン中であると伝えていく。

『そーやって誤魔化すなよ！』

突然、勇樹を叱責していく父親。まさに勇樹の本性そのもを具現化したような父親であった。

結婚を仕事のプロジェクトの一環のように捉えてネチネチと勇樹にきつい言葉を投げていく父親。最終的に勇樹の評価を述べる。

『全然期待するほどじゃなかったなぁ』

『いつも…いつもだ…コイツは俺を認めない』

父に責められる勇樹を慰める母親。しかし、勇樹にとって惨めになるだけで内心では怒りに打ち震えていた。父親を見返したい、認めてもらいたい勇樹。気持ちを切り替えて啖呵を切る。

『真波にはすぐ結婚する気になってもらうから』

お手並み拝見だと高笑いする父親。そして実家をお暇する勇樹。

真波に迫る黒く濁った勇樹の影…

タバコを吸う程で勇樹の後を追う父親。

『勇樹ぃ…次で決めなきゃ見限るぞ』

父親の厳しい言葉、叱咤激励が飛んでくる。俺の息子なら負け組になるな…首尾よくやれと伝える父。

さらに夫婦生活を円満にするコツも勇樹にレクチャーしていく。

『順風過ぎて飽きが来たら味変するのがコツだ…』

息子に浮気している事を笑いながら明かすクズ父親（笑）そして父は大学用の彼女でも声掛けして気分転換でもしたらどうだとアドバイス。

『聖華はもういいよ…今さら価値を感じない』

取り敢えず、静かに見ておいて欲しいと父に伝える勇樹。無能で欠陥品じゃない事を証明してアンタよりも上手くやると本性を曝け出していく勇樹。

一方、真波。
部屋に飾るお花を生花店で購入していた。勇樹から解放されて毎日が楽しそうな真波。

笑顔で自宅に帰ろうとする中、背後に勇樹の姿が現れていく。ここで12巻は終了。

エッジ～彼氏の女友達～【12巻の感想】

ちょっと勇樹の父親がパンチ強すぎではないでしょうか（笑）
裏の勇樹そのまんまといった具合の父親。勇樹が恋愛サイコパスになったのは間違いなく父親の影響だろうと言うのが読み取れる内容でした。

そして父の叱咤激励に触発された勇樹。
最後の描写はかなり恐怖を感じましたね。あれじゃぁヤバいストーカーです（笑）

これから始まるであろう勇樹の攻撃から真波は身を守る事が出来るのか…。またまた見所満載の展開になってきました！

エッジ～彼氏の女友達～【各巻ネタバレ詳細】