エログロサスペンス漫画「悪魔だった君たちへ」最新話となる第9話。
今回の見所は花奈と雄介の再会であったり、暗躍する雄介の妻・里佳が描かれていきます。妻に内緒で愛し合っていた雄介と花奈。しかし、二人の関係を引き裂く事態が再び発生。
二人の命運は誰に握られているのか…。9話最後の描写で窮地に追い込まれる雄介が示唆されていきます。
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悪魔だった君たちへ【9話】ネタバレ
『花奈ちゃん…君の眼に雄介君はどう映っているのかな』
そう呟きながら雄介と花奈の写真を燃やす復讐者。雄介の裏の顔を知っているのか…一人でボソボソと意味深な言葉ばかりを吐き出していく。
『君には本当の王子様の姿が見えているのかなぁ？』
場面は変わって公園。
娘の美沙、優菜と共に遊んでいた。ボールが飛んでいってしまい、探していると花奈からメッセージを受け取る。彼女も公園にいて、雄介をずっと監視していたのだ。そして子供を連れ去っていく写真。
すぐに子供のもとへ戻る雄介であったが…時は既に遅し…。美抄と優菜の二人は花奈に連れ去られていた。
花奈に電話すると雄介。
周囲の音から公園の出口の横断歩道にまだいると判断。すぐに足を向けていく。
『優菜っ！美沙っ！』
雄介の姿に気づいた美沙が振り返って雄介のもとへ走って向かおうとする。しかし、彼女目掛けてトラックが突っ込む状況。
咄嗟に花奈は体が反応してしまう。
身を挺して雄介の娘を守った花奈。しかし、トラックに轢かれてしまい、重症を負う形へ。
花奈の意識が戻ったのは病院のベッドの上。意識だけあるが体は動かず、声も出せない状態であった。お見舞いに来ていた雄介は花奈の意識が戻った事を喜ぶ。
『目が覚めたのね、花奈さん…』
横からヌッと出てくる雄介の妻である里佳。彼女は花奈に御礼を言いつつ、冷蔵庫から持参したタッパーを取り出す。そして雄介に先生を呼んでくるように指示。
花奈と二人きりになった里佳。タッパーにはゴキブリのような虫が入っており、無理やり花奈の口に押し込んでいく。
『召し上がれぇ』
悪魔のような表情で花奈に虫を食べさせて不敵な笑みを浮かべていく里佳。病室の外で花奈の苦しそうな声を聞いて頭を抱える雄介であった。
一方、信。
彼は美穂の卑猥な盗撮映像を見ながら、一人で楽しんでいた。新たな映像をUSBメモリから探そうとフォルダチェックをしていると日付が最近のフォルダを発見。興味本位で観てみると雄介と花奈が映っていた。
この状況になる過程が描かれる。
場面は数日前。まだ動けない花奈を車に乗せる雄介。山奥へ向かう。その道中で花奈と再会した時の思い出を振り返る。
そして妻に花奈の処分を言い渡される昨夜の出来事が思い返されていく。
夜の営みで妻にマウントを取られる雄介。
『行動で示さなきゃ…ね…あなたは…裏切り者なのよ！』
花奈との不倫がバレて、妻に頭が上がらない状態の雄介。里佳に全てを支配されていく。そして彼女から花奈を始末するように命を受ける事になる雄介であった。
山奥に辿り着くと、車から車椅子を取り出して雄介は倉庫の中へ。
手袋をはめて、ロープを取り出す。震える声で花奈に謝罪しつつ、ロープを首にかけようとしていく雄介。彼の背後から黒塗りの男が現れて何かを振りかぶる姿。ここで第9話は終了。
悪魔だった君たちへ【9話】感想
流されやすい性格だが、悪い奴には見えない雄介。他にも裏があるのだろうか…。そして生命の危険を脅かす状況に何度も合う花奈。仲良し6人組の中で最も可哀想な人物かもしれない。
最後に描かれた黒塗りの人物。
一体誰なのか…。そして雄介や花奈の運営はどうなっていくのか。次巻でその正体や雄介の処遇が決められていく模様。
後、雄介の妻である里佳の変貌ぶりがかなり恐怖である。どことなく復讐者と同じ匂いを醸し出す里佳。背後に復讐者が絡んでいるのか…。目の離せないサスペンス漫画が「悪魔だった君たちへ」だ。是非、気になった人はチェックしてみて欲しい作品！
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