漫画「悪魔だった君たちへ」分冊版の第23話をご紹介！
23話では悪心の下田が綾瀬に魔の手を差し出していく。人の心を支配する事が出来る悪下田。彼に洗脳されてしまった綾瀬…彼女の身に危険が迫っていく。
一方、病院で治療室に入っている美穂を心配する信のもとへ雄介と花奈が久しく登場。
全てを失い突き抜けた二人の関係性を見て自分も美穂とやり直せるのか問いかけていく信。最後はそんな彼の前に下田と瓜二つの姿を持つ悪の元凶とも言える復讐者が姿を現していく。
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悪魔だった君たちへ【22話ネタバレ】拉致される下田…本来の人格が取り戻されていく事態へ！？
悪魔だった君たちへ【23話】ネタバレ
助けに来てくれた綾瀬に感謝すると同時に彼女を背後から抱きしめる下田。
『綾瀬さん…僕は綾瀬さんが好きです』
唐突な告白に顔を赤らめる綾瀬。さらに下田の手は綾瀬の股間の敏感な部分に伸びていく。
身体は反応しながらも彼を拒絶スル綾瀬。
『違うよ…こんなの下田らしくないよ』
その言葉に下田は君が自分の何を知っているのか問う。復讐者や部下の言葉が脳裏に浮かぶ綾瀬であった。
綾瀬が自分に何を見ているのか…彼女の感情の深層まで潜っていく下田。彼は綾瀬を闇から救うと伝えて鋭い瞳で彼女を見つめていく。
『綾瀬さんは一人じゃないから…』
下田に見つめられると心が奪われてしまう綾瀬。目の前にいる下田は自分が知っている人格ではなく危険な存在だが…彼の言葉が深い闇に沈んでいた綾瀬には居心地の良さと光に引き上げてくれるような神の存在に見えてしまう。
綾瀬の洗脳が完了すると彼女が持っていたナイフをポケットから奪う下田。
これ以上苦しむ必要はないと伝えてナイフを彼女に手渡していく。
『僕は綾瀬さんの傷まで愛してるよ』
苦しまない為に死を選ばせようと誘導していく下田。洗脳されている綾瀬は彼の言葉通りに従ってしまう事へ。
ナイフの切っ先を自分の喉元へ突き刺そうとした瞬間…。
下田の良心が人格の全面に出てくる事へ。綾瀬からナイフを奪って自分の手に突き刺していく下田。綾瀬を傷つけたくないから自分から逃げて欲しいと訴える下田であった。
『なんであんたばっかり傷つくのよぉ…あんただって一人じゃないのよ』
下田を愛する綾瀬。
守りたいから下田の抱える闇や痛みを教えて欲しいと訴えていく。
場面は病院のICUへ。
そこには瀕死の美穂が治療されていた。彼女を心配そうに見つめる信。
そこへ花奈と雄介が現れる。
ベンチに座って近況を打ち明ける信。雄介も今後は花奈と一緒に生きていく事を告げていく。
『愛に救われたんだ…』
全身包帯ぐるぐる状態で言葉もまともに発せない花奈。そんな彼女も愛する事を誓う雄介。最後に今が一番幸せなんだと告げて二人は院内の散歩に出掛けていく。
雄介の言葉が理解できない信だったが…自分も美穂とやり直せるのか…彼女を見つめながら考えていく。
そして雄介達と入れ違いで復讐者が信の前に現れる。
『僕は種を蒔いただけ…どんな花が咲くかは君たち次第だよ』
美穂との関係に思い悩んでいた信に背後から声をかける復讐者。二人が対面するは初めて。不敵な笑みを浮かべていく復讐者であった。ここで第23話は終了。
悪魔だった君たちへ【23話】感想
綾瀬もここで退場かと思ったが良心ある下田が目覚めて彼女を救ってくれて一安心。もし下田を救う人間がいるとすれば綾瀬だと思うんですよね。
しかし、下田が抱えている闇や痛みって何なのでしょうね。そして何故、彼は人の心を支配する事が出来るのか…。彼の人格もかなり不安定になってきたので悪意と狂気に満ちた本当の人格が目覚めてしまうのも時間の問題なのか…。
最後はここへ来て信の前に姿を現す復讐者の存在。彼も未だに正体が判明していないこの作品最大の謎人物。
実は下田は双子だったパターンなど出てくるのか…。絡み合っていく人間模様。もう制裁を大きく受ける人間もいないと思うので物語も佳境へ突入でしょうかね。核心に迫る時も近いと思うので目が離せません！
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