菊池直恵先生の漫画「足掻く」第8巻。
今回は3年前が舞台となって梶原と未来を予知できる少年の出会いが描かれていく。
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足掻く【7巻ネタバレ】帽子男と未来を予知出来る少年の接点が明かされる!?
菊池直恵先生の描く漫画「足掻く」第7巻。 今回の見所は秀美がからっぽになった理由が明かされる。そんな彼女が興味を持った人物。未来を予知できる少年。彼も秀美に自分の素性を教えようと彼女を帽子男と対面させ ...
足掻く【8巻】ネタバレ
冒頭、少年はどうすればお金を稼げるのか考えていると突然、脳内に見える少年。
場面転換。
キャバクラ「DIANA」でアルバイトをしている梶原。新人のキャバ嬢であるユイに挨拶をしていく。同い年の20歳といった事もあって盛り上がる二人。そこへサクラが現れる。
無愛想な挨拶にノリの悪さを感じるユイ。
梶原がキャバクラでボーイとしてアルバイトする理由が明かされていく。単純に家を飛び出してから時給の良いアルバイトがボーイであったからだ。
営業を終えると梶原はユイとサクラを送迎していく。ユイを降ろすと車内でボヤくサクラ。自分のピークは過ぎていると自覚しており、過去の栄光を語る。それを体験してしまうと普通の仕事には戻れないと伝えるサクラ。
自分語りをしていると自宅に到着。
サラクの家は高級マンションであった。その後は店に戻って車を返し、着替えと戸締まりをして業務は終了。自宅に着くのは午前3時過ぎ。
1日の終わりにビールを飲む梶原。しかし、何の為に生きているのか自問自答していく。翌日になるとインターホンが連続で鳴らされていく。訪ねて来ていたのは梶原の妹である。
部活を引退して暇&梶原に勉強を教えてもらうと訪ねてきていた妹。
梶原は偏差値75の高校に特待生で入っていた。妹の口から中学時代の梶原が語られる。嬉しそうに兄を語る妹。
『でも結局、高卒でフリーターしてんだから、やっぱりトンビの子はトンビだったって事だよ』
自虐する梶原。
ちゃかすような言い方をしたと謝罪する妹。彼女は両親も自分も家に帰ってくるを待っていると伝える妹。何も返答はせず妹を帰していく梶原。
梶原が中学時代に万能だったは未来が見える力のおかげであった事が明かされる。
場面転換。
酔い潰れたサクラを送り届けるように指示される梶原。酔って上機嫌のサクラ。いつもより口数もだいぶ多い。悪ノリで梶原の頬にキスも迫っていく。ホステスとボーイの色恋はご法度なのでサクラを警戒する梶原。
そんなこんなでいつもの高級マンション前に到着。
酔っているサクラは全てを包み隠さず明かしていく。実は見栄で高級マンション前に停めてもらっていたが実際に住んでいるのは近くのボロアパートであった。
サクラの本当の家に連れて行かれる梶原。家の外で将来の不安を語っていくサクラ。
『どこからか王子様が現れて、私をこの生活から救い出してくれないかしら』
サクラの瞳に吸い込まれて唇を重ねそうになる梶原。寸前のところで我に返ってサラクを部屋に入るよう誘導する。そして素直に応じて玄関を開けるサクラ。
玄関に少年の姿を捉える。彼も驚いた表情で梶原を見つけていた。サクラから小学5年生の息子だと紹介される。サクラはバツイチのシングルマザーであった。
ずっと梶原を不思議そうに見つめる少年。とりあえず怪しい者ではない事を伝え、サクラを布団まで移動させようと提案。すると少年は梶原の腕を掴む。
『あんただ!』
訳の分からない事を伝えてくる少年。突然のことで戸惑う梶原。しかし、よく少年の言葉を聞いていると気付く。
『頭の中に見えた?』
『…もしかして…君も見えるのか?未来が…』
ここで第8巻は終了。
足掻く【8巻】感想
梶原と少年の馴れ初め編。
7巻で梶原は5年生の少年に殺されかけている事を秀美にカミングアウトしている。これから二人の間に何が起こるのか。そして頑なに少年の名前が明かされない。
これも何か意味があるのか。
未来の見えていた人間と未来が現在進行形で見える人間が邂逅。ここから現在に至るまでの経緯がこれから明かされていくはず。一体何があって、何故、秀美がキーパーソンなのか。
早く物語の全容が知りたい!
漫画「足掻く」は菊池直恵先生が描く作品。電子版限定の取扱いになっています。
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