田口翔太郎先生が描く人気ホラー漫画「裏バイト：逃亡禁止」最新話となる第11話。今回のテーマは温泉宿スタッフ。ユメと和美が、とある宿のスタッフとして裏バイトへ潜入。いつもの如く奇怪な現象に巻き込まれていきます。
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裏バイト：逃亡禁止【10話ネタバレ】探偵助手の裏バイトで有名人の尾行開始！
裏バイト：逃亡禁止【11話】ネタバレ
温泉宿のスタッフとして普通に働くユメと和美。客間に食事などを運んでいく。見た目は普通のアルバイトである。二人が働く宿はこの辺りで一番人気の温泉宿「乳海」であった。
ひっきりなしに予約客が現れる。そんな中、10話で登場した探偵の八木が宿に訪れてくる。
裏の仕事開始！？
ユメと和美は温泉に入った客の色艶が良くなる事に驚いていた。相当に効能がある温泉である夢ノ湯。
二人は八木の部屋にお邪魔。
彼が何の用件で訪れたのか尋ねていく。八木は前回の案件で和美が緑澤の事を引き摺っているのではないかと心配をしていた。
一方、淡々と宿スタッフの仕事をこなす和美。たまにだが客の把握ができない状況があった。沢山の客が出入りするので、あまり気にしない事にする和美。そんな中、裏バイターとしてやってきた二人に本当の仕事が入っていく。
女将から夢ノ湯のお湯を抜いてくるように指示をされる二人。
夢ノ湯は宿の隠し扉の先に併設されていた。入り口に近づくとユメに嫌悪感が走っていく。
『クサイ』
硫黄の匂いなどではない。ユメの特殊能力であるいつもの「クサイ」である。
一方、今回の仕事の依頼主は八木であった。宿の女将が八木に頼み。さらに裏バイター事務所へ八木が依頼をしていた。
夢ノ湯の謎が明かされる！？
夢ノ湯のお湯を抜いていくユメと和美。お湯を抜くのに異常な力が必要であった。二人は協力して何とかお湯抜きに成功。
一方、八木は温泉について考察を張り巡らせていく。まだ彼も今回の案件は裏関係なのか判断にあぐねていた。
無事にお湯抜きをした二人を見て安堵する女将。その後、緑澤の事については割り切っているし、大丈夫だとユメに伝えていく和美。ユメの心配事も消えていく。
そして温泉街を歩いていると八木と対面。お茶屋にて八木と談話して夢ノ湯の秘密について教えて貰う事へ。
『若返りの効能があると言われてるんだ』
夢ノ湯に入って若返った人間が宿から立ち去っていく。その一人が街中で異常な反応を示す場面。女将はこんな若返りの温泉に代償が無いわけないと考えていた。
ユメや和美も宿スタッフとして働いて1ヶ月が経過。
お湯を調査していた八木も遂に結論が出たと女将と対話していく。夢ノ湯に入って若返る人間は若返ってなどいないと結論を述べていく。調査してわかった概要を伝えていく八木。
『若返っているのではなく、入れ替わっているのだと思います』
一方、宿には黒ずくめの男が温泉に向かおうとしていた。追いかける和美。黒ずくめの男から奇襲を受けていく。
若返りの温泉宿に終止符が打たれていく…
八木の報告に納得した女将。
女将は夢ノ湯へ向かっていく。いなくなった和美を探すユメ。すると宿全体に火災報知器が鳴り響いていく。宿で火事が発生していたのだ。
廊下で倒れている和美を発見したユメ。
温泉に向かった女将を見ていた和美。二人で追いかけていく。すると女将は温泉の前で倒れていた。崩壊していく宿。和美はユメに影響されて、他の人間を気にかけるようになってしまったと語っていく。
『私のせいじゃない…ハマちゃんは昔からそうだったよ』
ユメは和美の側にずっといる事を約束していく。一方、宿にいた黒ずくめの男。逃げ切って外の車両へ。
『お湯は？』
『なに、もう十分だ、大分溜まっただろ…これだけあればひと商売できる』
『皆、不老の誘惑には抗えないんだ』
温泉の秘密を知っていた謎の人間達。ここで第11話は終了。
裏バイト：逃亡禁止【11話】感想
いつもの通りだが考えるな、感じろスタイルの裏バイト：逃亡禁止。今回は温泉の秘密を知っている謎組織が現れていた。今後、ユメや和美の敵になっていくのだろうか。それとも今回だけの登場なのだろうか。
この裏バイト：逃亡禁止は淡々と裏バイトをこなしていくユメと和美が描かれていく。その中で差し込まれていく非現実的でホラーな描写。ジワジワとした恐怖が訪れる漫画である。
正直、意味不明な部分もあるのだが、それすら魅力的な漫画なのである。興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい。
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